日本が世界に誇るブランド牛 松阪牛

名前くらいは聞いた事ありますよね。しかし特徴はご存知ですか?

松阪牛を本当の意味で知ってもらうためにご紹介します!

松坂牛の特徴とは

三重県松阪市を中心とした地域で育った黒毛和牛です。

その中でも特に優れたものを「松阪牛」とし商標しました。

その名を全国に広める為に松阪肉牛協会を設立。

協会が定めた松阪牛の定義は「松阪市を中心とした地域で肥育した黒毛和牛の優秀な牡牛。」

松阪牛の細かな条件は三重県の雲出川から南の地域と宮川から北の地域で500日以上肥育すること。

未経産和牛で、「松阪牛個体識別システム」に登録していることです。

定義が多く、細かいですね。さすが世界のブランド牛。

松阪牛の中でも兵庫県の但馬地方で生後約8ヶ月の子牛を仕入れたもの。

そして900日以上の長い期間、肥育した黒毛和牛を『特産松阪牛』と呼んでいます。

牛を長期に渡り肥育する事はお金がかかりますし、危険も伴います。

特産松阪牛は農家が匠の技で大切に育てています。

このような肥育をしている牛は世界にも他にいないです。

松阪牛の数%しか存在しないので希少性は高いです。

特産松阪牛は飼育するのが大変なのが良くわかります。

松阪牛を超えた特別な松阪牛なのですね。

1度は食べて見たいです。

牛を育てる生産区域は温暖な気候で櫛田川や宮川が流れています。

きれいな水と暖かい気候の中で良質の牛を育てています。

牛を育てるには環境も大切なのですね。

肥育とは餌を多く食べさせて運動をさせないで太らせることです。

運動させないから筋肉が少ない分肉質が柔らかくなると言うことなのでしょう。

松坂牛の品質管理の要 個体識別システムとは

生産農家から出荷され、消費者に届くまでを管理することです。

松阪牛を個別識別番号で検索でき、確認することができます。

松阪食肉公社に登録した子牛には10桁の番号がついています。

三重県食肉公社のホームページで番号を入力し検索すると牛の全ての情報を見ることができます。

登録、証明書の発行が出来る農家は22市町村のみです。

22市町村は松阪市・明和町・多気町・玉城町・度会町・大台町全域と津市・伊勢市・大紀町一部の地域です。

個別識別番号や品質の等級は松阪牛証明書シールに記載しています。

シールは松阪食肉公社から発行しています。

このシステムがあるからより安心に質の良い松阪牛を届けることができるのですね。

松阪牛の多くは兵庫県但馬地方の仔牛です。

松阪の農家が三年の歳月をかけて育て出荷します。えさは稲わら、ふすま、大豆粕、大麦が中心です。

牛の食欲を増進するためにビールを与え、焼酎でマッサージしています。

餌にこだわり、沢山食べされるための工夫もしている。生産農家のこだわりが伝わってきますね。

松阪牛の肉質は?

目で見えないほどの細かく綺麗な霜降りです。

脂肪分はくどくなくまろやかで良質。

不飽和脂肪酸を多く含んでいるのでヘルシーです。

香りは深く甘みがあり上品です。

常温で溶けてしまい、まろやかな口どけで驚くほど柔らかい肉質です。

お肉の脂が常温で溶けてしまうなんて想像もつきません。

まさに肉の芸術品ですね。

美味しいだけでなく実はヘルシーだなんて松阪牛には驚くことが多いです。

松坂牛の美味しい食べ方


お肉の食感や風味を思う存分に楽しめるステーキ。

口の中で柔らかい霜降り肉が溶けていき、香りも素晴らしい。想像するだけで美味しそうですね。

焼肉も人気ですよね。部位ごとに焼いて食べることができるので一つ一つの味を確かめながら味わえます。

お湯にくぐらせて、おろしポン酢などをつけて食べるしゃぶしゃぶ。

さっぱりと食べる事が出来ますね。

砂糖と醤油の出汁で煮込んで卵に付けて食べるすき焼きも外せないですね。

ご飯がよく合います。

そしてローストビーフも絶品です。

最高級黒毛和牛を使ったローストビーフは味が凝縮していて別格です。

では、今からフライパンで作れるローストビーフの作り方を紹介します。

材料はブロック肉300gと塩コショウ。これだけです。

作り方

1 お肉を常温に戻し塩コショウを全体に振る。

 お肉が冷たいままだと火が全体に通らないので生焼けになってしまいます。

忘れずに冷蔵庫から出して置きましょう。

2 強めの中火で表面をしっかり焼く。

 1面1分半で焼き4面全てと両端を焼きます。

 表面をしっかり焼かないと肉汁が流れてしまいます。

3 火を止め蓋をする。4分したら裏返し、弱火にして4分焼く。

 焼きすぎや生焼けを防ぐ為に焼き時間を必ず測りましょう。

 お肉の表面を触り、弾力があれば良いです。

 軟らかければ、さらに加熱時間しましょう。

4 アルミホイルで包み休ませる。

 焼きあがってすぐに切ると、肉汁が出ます。

 2時間以上は休ませて落ち着かせましょう。

5 断面を切ると中心にかけて火が入っていて綺麗な色をしています。

 お皿に盛り付けたら完成です。

 たまねぎソースや赤ワインソース、わさびソースをかけると美味しいです。

そのままでも美味しいのですが、サンドイッチやお寿司、ローストビーフ丼などにしても美味しいです。

私のおすすめはサラダです。

いろいろアレンジして見た目でも楽しみましょう!

煮込み料理にしても美味しいです。

赤ワインで煮込んでもいいのですが、ビーフシチュー、肉じゃが、カレーなどもおすすめです。

普段の料理が特別なものになります。

気になる松坂牛の価格は? おススメレストランや通販の値段をチェック!


レストランコース20,000円~

和食コース17,000円~

しゃぶしゃぶ14,000円~

すき焼き14,000円~

焼肉6,000円~

鉄板焼き、ハンバーグ、ハヤシライス、すき焼き、ローストビーフを提供しているお店もあります。

松阪市でオススメのお店は「和田金」です。

創業130年の有名店です。駅から歩きで10分のところにあります。

松阪牛を使った様々なコース料理があります。

代表的なコースは「寿き焼コース」です。

厚切りの松阪牛を南部鉄の網で焼きます。伝統の秘伝のタレをつけ味は圧倒的です。

どのコースも金額は20,000円近くかかるので、お金は多めに用意しましょう。

金額は高いのですが味は保障できます。

また、駅から10分のところにある洋食屋牛銀。

ここでは、すき焼きなべ定食や牛丼、ハンバーグなどを提供しています。

価格も1,500円くらいでリーズナブル。

松阪牛を気軽に召し上がれます。

都内にも松阪牛を取り扱うお店は多数存在します。

いくつかご紹介します。

銀座しゃぶ通 好の笹

しゃぶしゃぶ専門店です。銀座駅から歩きで4分。

銀座の夜景を見ながら料理を楽しめます。

価格は6,000円~

やきにく亭 六歌仙 別館

新宿駅西口から歩きで2分。

最高級ランクの黒毛和牛の焼肉店です。

上質な松阪牛を食べ尽くすことができます。

価格は8500円~

ステーキハウス ハマ 六本木店

六本木駅から歩きで4分。松阪牛の鉄板焼きが楽しめます。

A5ランクの牛肉を使用。

にんにくチップ、オリジナル オニオン醤油までこだわって手作りしています。

価格は20,000円~

値段は張りますが、どのお店も駅近くにあるので行きやすいです。

公式サイトでも松阪牛を販売しています。

特選ハンバーグ(160g3個入り)     3,980円~

すき焼き(特上A5 600g)        22,680円~

しゃぶしゃぶ(特上A5 600g)      22,680円~

サーロインステーキ(特上A5 250g2枚) 21,600円~

カタログギフト            10,000円~

カタログギフトはお礼や引き出物などに丁度いいと思います。

是非ご利用ください!

松坂牛のまとめ

1定義は細かく決まっている。そのため最高ランクのブランドを守れている。

2香りは上品で肉質は霜降りが細かく驚くほど柔らかい。

3味が凝縮されるローストビーフがオススメ。

4値段は張るが、味は絶品。

松阪市内ならある程度リーズナブルな値段で楽しめる。

【イチオシ牛肉通販おススメランキングbest3】
店舗名 取り扱いブランド和牛 ギフト予算
1位:松阪牛やまと 松阪牛 5,500円から13万円程度
2位:肉のさかの 米沢牛 5,500円から10万円程度
3位:肉贈 松阪牛・米沢牛・神戸牛など 3,700円から30万円程度
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