山形牛は山形県の牛です。

山形の牛と言えば米沢牛も有名ですが、よりリーズナブルに食べられるのが山形牛。

山形県は気温が激しいため、そこで育った牛は立派に強く美味しく育ちます。

真冬の寒い日は-5℃まで下がります。逆に真夏は28℃まで上がります。

そんな気温差の激しい地域で育った山形牛の特徴や美味しい食べ方を説明していきますね。

山形牛の特徴と味 肉質改良により美味しい牛肉ができるまでの歴史

山形牛はその名の通り、山形県の牛です。

山形牛は「味の山形牛」と言われ、味のランクが日本一とされています。

山形牛の定義は

山形県で育てている牛であること。

飼育期間が12カ月以上あること。

牛の種類は黒毛和種であること。

メスの牛、または去勢したオスの牛であること。

食肉格付協会が定めた肉質が4等級以上であること。

枝肉がA4またはB4以上であること。

放射性物質検査で不検出であること。

たくさん定義がありますよね。

つまり山形牛は山形で育った全ての牛というわけでは無いのです。

育ったものの中で認めらたもののみが名乗ることができるブランドなのです。

 

長い時間をかけて育ててるのには理由があります。

それは、山形県は気候の特性です。

山形県は四季がはっきりしています。そのため、寒暖差も大きいです。

このことにより、牛の成長が遅くなることあります。

昼と夜の気温差も大きい中で、ゆっくり、じっくり牛を育ててます。

これにより、脂質が良くなります。

 

肉質はきめ細やかになり、サシも入りやすく、甘い風味のある脂身です。

融点が低いので口に入れた瞬間とろけ旨みが広がる上質なお肉に育ちます。

 

山形県にはもう1つ、ブランド牛がありますよね。

それはあなたもご存知、米沢牛です。

米沢牛も、広い目で見れば山形牛の中に含まれます。

 

米沢牛の定義は、生産者山形県置賜地方に住んでいること。米沢牛銘柄推進協議会認定を受けていること。

登録している生産者が18ヶ月以上かけて育てた黒毛和牛であること。

肉質が協会格付けされた肉であることです。

 

二つの違いは、山形牛は山形県で育てたブランド牛全ての呼び名に対して、米沢牛は厳しい条件をクリアした山形牛の中の最高級品質のブランド牛であることです。

 

現在の「和種」は昔からいる和牛に、イギリスやスイスの品種を混ぜて産まれました。

黒毛和種・褐毛和種などの4種類がブランド牛を支えています。

 

形牛が現在の肉質を作る元となったのは、山形県内で肉牛の飼育が始まった西暦700年代頃です。

古い歴史のある山形牛ですが注目され始めたのは明治時代です。

文明開化で山形県に渡来した外国人によって見出されました。

品種改良を行う前から肉質と風味の良い山形牛はその外国人が発端となり、日本中に知れ渡りました。

昭和30年代にさらに肉質を良くするために、品種改良に開始しました。

その後本格的にブランド化を進めるためにさらに改良を重ねました。

昭和37年に生育や品質を保証するために基準を定めました。基準を満たすもののみを山形牛というブランドを使えるようになりました。

そして県知事により、県内産の肉牛を「総称 山形牛」と定義しました。

現在では高い品質の牛肉産地なり、全国的に知られています。

 

山形牛の美味しい食べ方とレシピ

 


 

美味しい山形牛。もし頂いたら、どうやって食べようか迷いますよね。

一番のオススメはやはりステーキです。高級ブランド牛を食べるのに相応しい食べ方でしょう。

しかし、ステーキ以外にも美味しい食べ方はあります。ご紹介します!

 

山形県の伝統料理

芋煮

材料

サトイモ 500g、山形牛肉 300g、こんにゃく 2枚、ねぎ 2本、水 5カップ、砂糖 大さじ3

しょうゆ 1/2カップ、調理酒 80cc

作り方

1 サトイモを良く洗い、好みの大きさにカットします。

2 こんにゃくは一口大に手でちぎります。

3 ねぎは斜めにカットします。

4 牛肉は5cmの幅にカットします。

5 なべに水をいれます。

サトイモ、こんにゃく、調理酒としょうゆを少々いれます。火にかけてサトイモを煮ます。

6 柔らかくなったら牛肉とねぎを入れます。アクをとり、砂糖と残りのしょうゆを入れて味を調えます。

一煮立ちしたら完成です。

 

パーティーやお祝いの日に出すと喜ばれる

ローストビーフ

材料

ブロック肉 1塊、牛脂 1片、香味野菜(セロリ、ニンジン、玉ねぎ、パセリ、ピーマンなど)、塩コショウ

作り方

1 牛肉を常温に戻します。

2 オーブンを220度に余熱します。

3 牛肉をタコ糸で結び肉崩れを防ぎます。

4 塩コショウを多めにかけ、手で練りこみます。

5 フライパンを熱し、牛脂を入れます。

6 牛肉の全ての面を焼きます。

7 オーブンの鉄板に香味野菜を敷き、上に肉をおきます。

8 オーブンで20~40分焼きます。

9 少し早いくらいでお肉を取り出します。

10 アルミホイルで包んで粗熱が取れたら完成です

 

いつものカレーを贅沢料理に

ステーキカレー

材料

ステーキ肉 300g、サラダ油 大さじ2 、なす 4本、赤ピーマン 2個、酒 少々、コショウ 大さじ1

片栗粉 小さじ2、唐辛子 1本、味噌 大さじ1、みりん 大さじ1、黒酢 小さじ2、サラダ油 大さじ1

カレールウ 4皿分、お湯 適量、ごはん 4杯分

作り方

1 なすはへたを取り、皮をむきます。乱切りにします。赤ピーマンはへたと種をとったら、小ぶりの乱切りにします。

2 味噌、みりん、黒酢を混ぜ合わせておきます。牛肉は食べやすい大きさにカットします。

3 牛肉をボールにいれ、酒、こしょう、片栗粉を入れて、もみます。ルウはお湯で溶きます。

4 深いフライパンにサラダ油と唐辛子をいれます。唐辛子炒め、黒くなったらなすと赤ピーマンを加えます。

5 中火でしんなりするまで炒め、牛肉と2を入れます。

6 牛肉が全体的に色づくまで炒めます。

7 溶いたルウを入れて煮立ったら中火にして煮ます。とろみがついたら火からおろします。

8 ごはんに盛り付けたら完成です。

 

どの料理も山形牛の味を堪能できます!

山形牛を使った料理、是非ご家庭で作ってみてください。

 

山形牛の価格 おススメのお店の値段を比較

 


 

山形牛の値段、気になりますよね。

オススメのお店と値段をご紹介します。

 

炭火焼肉 meat meet

蔵王駅からバスに乗り、ふれあいセンター口で降り、徒歩4分です。

美味しい山形牛がリーズナブルな価格で召し上がれます。

店内はオシャレな雰囲気です。

ランチの平均価格 2,000円、ディナーの平均価格 4,000円

 

金澤屋牛肉店

北山形駅からバスに乗り、七日町三丁目で降り、徒歩1分です。

お店こだわりのすき焼きとしゃぶしゃぶが召し上がれます。

落ち着いた雰囲気のお店です。

ランチの平均価格 1,000円、ディナーの平均価格 4,000円

 

まるぶん

米沢駅から徒歩2分です。

山形牛を低価格で味わえます。オススメは牛鍋定食で、霜降りが乗ったお肉のすき焼き鍋です。

山形県産の芋が入った芋煮定食もオススメです。

お一人でも入りやすいお店です。

ランチの平均価格 2,000円、ディナーの平均価格 4,000円

 

牛若丸

さくらんぼ東根駅から徒歩14分です。

山形牛が味わえる焼肉店です。

美味しい山形牛をお腹いっぱい召し上がれます。店内はオシャレで落ち着いています。

ランチの平均価格 2,000円、ディナーの平均価格 5,000円

 

都内でも山形牛を堪能できるお店があります。

日本焼肉党

浅草橋駅から徒歩1分です。

山形牛を1頭買いしているので、都内でもリーズナブルな価格で召し上がれます。

飲み放題付きのコースメニューもあります。

ランチの平均価格 1,000円、ディナーの平均価格 5,000円

 

カルシファーズ・グリル アラ トスカーナ

銀座駅から徒歩3分です。

山形牛をイタリアンで味わえます。

こだわりの焼き加減で焼いたお肉をお店自慢のワインと共に堪能できます。

オシャレな空間のお店なのでデートや記念日にオススメです。

価格は 5,000円〜

 

山形県に行けなくても、お店に行けなくても実は美味しい牛肉を食べることができる方法知ってます?

実はネットショップの"肉のさかの"でも山形産の購入は可能なんです。しかも最高級の米沢牛!

是非ご自宅でも山形の牛肉を堪能してみてください。

 

まとめ

1山形県のブランド牛で黒毛和種。

山形県にあるブランド牛の総称の呼び名。

2サシが入りやすく甘い風味がある。

3伝統料理の芋煮で頂くのがオススメ。

4米沢牛よりは低価格で頂ける。

5 自宅で米沢牛を手に入れる方法もある。

都内でもお店はある。

【イチオシ牛肉通販おススメランキングbest3】
店舗名 取り扱いブランド和牛 ギフト予算
1位:松阪牛やまと 松阪牛 5,500円から13万円程度
2位:肉のさかの 米沢牛 5,500円から10万円程度
3位:肉贈 松阪牛・米沢牛・神戸牛など 3,700円から30万円程度
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