生田原高原和牛、聞いたことはありますか?
この牛は北海道のブランド牛です。
北海道といえば海鮮やラーメン、チーズなど様々な名産品がありますよね。
牛は乳製品の牛乳やチーズだけでなく、食用としても美味しいと評判なのです。
そんな生田原高原和牛の特徴などをご紹介します。
生田原光源和牛の特徴と産地
生田原高原和牛は北海道、紋別郡遠軽町の黒毛和牛です。
ブランド牛としての知名度はあまり高くはありません。
ですが、お肉の品質は1級品で、日本食肉格付け協会のランクが全てA3以上なんです。
出頭数も100頭前後しか年間で出頭されていないです。
たったの100頭です。え?そんなに少ないの?って思うくらいです。
私はこの数をみて驚きました。
そのため、ほとんど釧路、紋別、網走などの地元を中心に流通しています。
お肉のランクA3以上もあるのに地元中心でしか流通を行っていないなんて。
幻の牛と呼ぶのにふさわしいですね。
A3以上のランクのものは生田原高原和牛のラベルを付けることが出来ます。
さらにA4以上のランクの上質な牛肉には「北の王」の称号を受けることができ、ラベルが金色になり販売されます。
ラベルが金色だと高級感が増しますね。
肉質は霜降りが上質で柔らかく、味わいは深みがあります。
北の王とはすごい名ですね。
想像ができないほど美味しく、肉質が柔らかくのでしょうね。
考えるだけでヨダレが出ちゃいます。
生田原高原和牛は大自然が溢れるオホーツクできらきら輝く太陽と綺麗な水と澄んだ空気があります。
そんな生田原高原で育てた和牛です。
自然豊かな環境と質の良い餌を与えてストレスを感じさせず、のびのび育てられました。
生田原高原和牛は質の良さから指折りのブランド和牛としての地位を得ました。
中でも北の王の名を手に入れた優れた霜降り肉は最高級ブランド牛としてファンがたくさんいます。
美味しい牛を育てるには自然がたくさんある事と栄養のある餌を与えることが大切なのですね。
生田原高原和牛の歴史は浅く、昭和62年に地域の農家が黒毛和牛の飼育をはじめました。
昭和65年に本格的に黒毛和種の素牛を広島から仕入れました。
順調に頭数を増やしブランド化も進んでいきました。
三代和牛の歴史は100以上前から続いているものが多いです。
それに比べたらまだ出来たばかりの新しいブランドなのですね。
生田原高原和牛の生産地は、かつて良質な金山があり北の王と呼ばれていました。
大正から昭和の間、金山の恩恵を受け勢いづいていました。
生田原高原和牛の北の王の名は、金山から名付けられたものです。
北海道に金山があった事を知らなかったです。
北の王の名は有所あるものなのですね。
日本三大和牛に負けないくらい香りと味が良く、お肉の旨みが楽しめます。
超高級和牛のブランド牛として認知がされています。
子牛の生産から肥育まですべての工程を生田原町で行っています。
生田原高原和牛は、安全面でも信用できるブランド和牛です。
全て地元でしかやっていないことに驚きです。
だから安心安全で信用出来るブランドとなっているのですね。
生田原高原和牛の美味しい食べ方
ステーキ、しゃぶしゃぶ、すき焼き、焼肉、ローストビーフ、ハンバーグ、牛丼、などブランド牛の美味しい食べ方沢山ありますよね。
そんなブランド牛の定番の食べ方のポイントをご紹介います!
焼肉
お肉に塩コショウし、温めたホットプレートにのせます。
下面に焼色がついたら直ぐにひっくり返してください。
何度もひっくり返さないで裏面は炙るだけにしましょう!
5秒くらい待ち、切り口に少しだけ赤身が残るくらいが食べ頃です。
一気に焼かずに食べる分だけ焼きましょう。
焼きすぎるとせっかくのお肉が台無しになってしまいすので丁寧に焼く事をオススメします。
しゃぶしゃぶ
だし汁はシンプルに昆布で取りましょう。
鍋のだしの温度は80度前後がベストです。
鍋がグツグツしてる時は90度以上なのでグツグツする前に火を弱めましょう。
軽くしゃぶしゃぶして、淡いピンク色の状態が食べ頃です。
お鍋のアクは丁寧に取ってください。
旬の野菜と一緒にしゃぶしゃぶしても美味しいですよ!
ポン酢ダレに付けると絶品です。
ステーキ
焼く前にお肉を冷蔵庫から出し少し常温に置きます。
ただ、早くから出しすぎると脂が溶けだしていまい、旨みが逃げてしまいます。
焼く30くらい前がベストです。
お肉の表面が柔らかくなったら塩コショウを振ります。
塩コショウを振ると旨みが溶けすことがあるので約直前に下味をつけましょう。
あらかじめ少し煙が出るまで熱して置いたフライパンに牛脂または油をひきます。
フライパンの真ん中にお肉を置き、強火で焼き色をつけます。
焼き色を一気に付けることで肉汁を閉じ込めます。
火を弱火にして数分焼きます。
火を弱くするのを忘れるとお肉が焦げてしまうので忘れずに弱めましょう。
ひっくり返して裏面も同じように焼きましょう。
レア、ミディアム、ウェルダンなど種類がありますが焼く工程は同じです。
好みによって焼き加減を変えましょう。
すき焼き
鍋を強火で温めて置きます。
牛脂をひて割り下を少しいれます。
お肉を1枚ずつ並べて煮ます。
お肉が重なると焼きムラが出来てしまうので注意しましょう。
赤身が少し残っているくらいが食べごろです。
お好みで卵を付けていただいてください。
野菜、お肉を交互に入れて食べましょう。
お肉は焼き過ぎないようにしましょう。
ハンバーグもおすすめです。
作り方をご紹介します!
材料
ひき肉400g、牛脂30g、パン粉25g、牛乳70g、卵1個、玉ねぎ1/6個、氷40gバター小さじ1、塩小さじ1、胡椒・ナツメグ少々
作り方
1玉ねぎをみじん切りにし、バターと一緒にフライパンで炒めます。
キツネ色になったら火からおろし、冷ましておきます。
2パン粉、牛乳をなじませます。
卵、1の玉ねぎ、調味料を入れて混ぜます。
直接お肉に入れると混ぜにくい上にムラになりやすいです。
3牛脂を細かく刻みペーストにします。
ひき肉に牛脂、氷を入れ少し混ぜたら2を入れてよく混ぜます。
粘り気が出るまで捏ねて完全に空気を抜きましょう。
4ピンク色になり氷が解けたら種は完成です。
5手に油を塗り、楕円形に形を整えます。
両手でキャッチボールをするように空気を抜きます。
真ん中は凹ませます。
手の熱でお肉の脂が溶けてしまうので手早く行いましょう。
空気はしっかり抜きましょう。
6フライパンに油をひいて5を並べます。
強火で両面に焼き色を付けたら弱火にして蓋をします。
そのまま蒸し焼きにして焼いていきます。
蒸し焼きにすることで、ふっくらします。
5~7分たったら串を刺します。
透明な肉汁が出たら完成です。
そのまま食べても美味しいですが、目玉焼きと一緒にご飯の上に乗せてロコモコ丼にしたり、パンにはさんでハンバーガーにしても美味しいですよ!
生田原高原和牛の価格 どこで買えるの?
知る人ぞ知る銘牛でだけあって紹介できそうなお店がなかったですね。
まさに幻の銘牛ですね。
しかし、マウレ山荘という宿泊施設では生田原高原和牛を召し上がれます。
北海道紋別郡遠軽町にあります。
森の中にあるホテルで欧米のリゾートホテルのイメージです。
料金は30,000円~
販売店としては紋別や網走などの北雄ラッキーと言うお店で販売しています。
通販では販売していません。
私の力不足でお店の紹介が出来なくて申し訳ないです。
現地に行けばお店はあると思うので冒険してみてはいかがでしょう。
生田原高原和牛まとめ
1北海道紋別郡遠軽町の幻の銘牛。
北の王という名は金山が名を貰ったもの。
2上質の霜降りで柔らかい。
3オススメの調理法はハンバーグ。
4細かい金額は分からなかったが、北雄ラッキーというお店では購入可能。現地に行くしかない。