常陸牛。皆さんはこの漢字読めますか?これはひたちぎゅうと読みます。

常陸牛は茨城県のブランド牛です!

知らない方も多いと思います。

知名度の低い常陸牛ですがもっと皆さんに知ってもらいたいのでご紹介します。

常陸牛の特徴とは

常陸牛は、茨城県が誇る銘牛です。

茨城県産の黒毛和牛で長い時間をかけて育てた牛です。

定義は日本食肉格付協が定めた規格が「歩留B等級以上。肉質が4等級以上のもの」です。

肉質は全国でトップクラス。

茨城県は大洗があり、海鮮が美味しいイメージでしたからブランド牛があるなんて知らなかったです。

常陸牛は子牛を20〜25ヶ月間、飼育します。育て方にこだわっています。

子牛の時は運動を沢山して骨格を作り、健康な牛に育てます。

大きくなり、大人の牛に近づくにつれて運動をあまりさせず、1頭〜数頭に分けて飼育します。

その結果、霜降りが綺麗にでき、肉はきめ細かくなり脂肪はしまりがあります。

独特の旨味と風味、甘みがあるお肉になります。

育て方にこだわっているから霜降りが綺麗になり、独特の旨みが出来上がるのですね。

茨城県は昔から農業が盛んで穀物が豊富にできます。

農作物がよく育つ土地、美しい海や山、川があります。

暖かい気温で自然にあふれている土地では、四季によって質のよい食材が豊富に育ちます。

茨城県は自然が豊かでのどかな所なのですね。

常陸牛は茨城県の代表作です。

指定生産者が長い時間をかけて改良を続け努力しました。

その結果、力強く高い品質のブランド牛となりました。

常陸牛銘柄を確立する為に「産地証明書」をその証として発行しました。

証明書は一頭に一枚発行し、10桁の個体識別番号と一緒に常陸牛の証明として高い評価を受けています。

歴史は天保時代、徳川斉昭公が水戸で黒毛和牛を飼育した事からはじまりました。

昭和になり茨城県常陸牛振興協会が設立し優秀な黒毛和牛を「常陸牛」と名づけました。

茨城県北部地域に定着し、その後県内各地に広がりました。

生産者の努力の結果、常陸牛は良質の力強い銘牛としてブランドを築きました。

日本国内だけでなく、海外でも高く評価されています。

常陸牛には茨城県で栄養豊富に育った飼料(とうもろこし、麦、大豆など)を中心に質の良い牧草、稲わらを与えています。

飼料にもこだわっているので良質な脂肪になり、見た目も美しい霜降り肉になります。

肉質はきめ細やかで霜降りが綺麗に入っています。牛肉独自の旨味と豊かな風味があります。

そして部位によって特長が違います。料理によって部位を変えると常陸牛のおいしさをより一層楽しめます。

リブロース・サーロイン・ヒレ・ランプは、赤身に脂肪がほどよく入っていて霜降りが柔らかいです。肩ロースと、ももはサーロインやヒレより少しかためで焼肉や、すき焼きにして食べるのに向いてます。外もも、スネは煮込み料理に向いてます。

常陸牛の美味しい食べ方とおススメレシピを紹介!

先程お話したように部位によって料理を変えると常陸牛をより楽しめます。

部位ごとに美味しい食べ方をご紹介します!

リブロース、サーロイン、ヒレなどの柔らかいお肉はステーキに向いています。

常陸牛のオススメのステーキの焼き方

1お肉は、焼く前に冷蔵庫から出し、常温に戻す。

冷たいままだと焼けるのに時間がかかる上に、旨味が逃げ、表面が焦げてします。

少なくとも30分前には冷蔵庫から出しましょう。

2焼く前に筋切りをする。

脂肪と赤身の間に繊維や筋があるので包丁で切り目を入れる。

切り目を入れる事で縮みと反り返りを防ぎ、柔らかくなります。

ただし、筋切りをやり過ぎると、筋切りした穴から熱が入りやすくなり、焼きムラとなります。そして肉汁と一緒に旨味も流れやすくなります。

ポイントは切った面の反対側まで穴を大きく開けすぎないようにする事です。

3塩コショウを全体にふる。ただし、塩をふって放置すると、うま味成分が流れてしまうので焼く直前にふりましょう。

4フライパンは煙が出るまで熱して牛脂または油をいれ全体にいきわたせる。

5筋切りをしてない面を下にして焼く。

表面がまんべんなくこんがり焼けたら、少し火を弱めてそのまましばらく焼く。

6お肉を裏返して同じように焼きます。焼けたら完成です。

自分が食べたい硬さに合わせて焼きに時間を変えてみましょう!

常陸牛を焼く時の参考にしてみてください。

ももやサーロインは焼き肉や肉じゃがにオススメです。

焼き肉は豪快に焼き思うがままに食べましょぅ!

次は簡単肉じゃがの作り方を説明します。

常陸牛の肉じゃが

材料 常陸牛(薄切りのもの)、玉ねぎ、じゃがいも、人参、あれば牛脂

調味料 塩コショウ、日本酒、砂糖、醤油、みりん

1材料を切る。じゃがいも、人参は一口大、玉ねぎはくし切りにする。

2鍋に牛脂をいれて熱する。

野菜を炒め、じゃがいもに少し火が通ったら牛肉をいれ更に炒める。

3牛肉に火が少し入ったら水を入れ強火で煮る。

沸騰したらアクを取り中火にして5分くらい煮る。

4調味料を入れて弱火で煮たら完成。

普段の肉じゃがが特別な料理に変わりますよ!

すねや外ももはハンバーグや煮込み料理にオススメです。

最後に煮込みハンバーグの作り方を簡単にご紹介します。

常陸牛の煮込みハンバーグ

材料 ひき肉、玉ねぎ、卵、パン粉

調味料 塩コショウ、ナツメグ、牛乳

ビーフシチューのルー、赤ワイン

1玉ねぎをみじん切りにする。

フライパンに油を入れ熱し、玉ねぎをあめ色になるまで炒め、粗熱をとる。

2ボウルにひき肉と粗熱をとった玉ねぎをいれ粘りが出るまでこねる。

ビーフシチューと赤ワイン以外の調味料を入れてよくこねる。

3卵、パン粉を入れ更にこねる。

4つくったタネを手で丸め空気を抜き形を整える。

5フライパンに油を入れて熱し、ハンバーグのタネをいれて焼き色がつくまで焼く。

6両面焼けたら赤ワインをいれ蒸し焼きにする。

5分くらい経ったらビーフシチューのルーを入れ煮込む。

10分後、塩コショウを入れて味を整えたら完成。

美味しいので是非作ってみてください!

常陸牛の価格 レストランや通販の値段をチェック!


レストランコース 6000円

焼き肉コース   4000円

しゃぶしゃぶ   3000円

すき焼き     3000円

常陸牛を使ったハンバーグ、オムライス、ミートパスタ、カレーなど食べることができるお店もあります。

オススメのお店

国登録有形文化財 食の蔵 荒為 です。

下館駅から徒歩15分のところにあります。

日本料理、懐石、創作和食のお店です。

和食のコースを楽しめます。

お店の外観は昔ながら料亭の雰囲気で、店内も畳のお部屋です。

食事会などにぴったりなお店です。

コースは4000円〜でオススメは常陸牛のステーキです。

東茨城郡城里町にある

焼肉 美炙樂

創業60年、老店の焼肉屋。

精肉店が直営していて、厳選した常陸牛を堪能できます。

お店のオススメは「極上のシャトーブリアン」ピンク岩塩と共にいただきましょう。

価格は3000円〜

精肉店が選び抜いた常陸牛。是非食べてみてください。

水戸市にあるお店

タヴェルナハンバーグ

洋食全般のお店です。

カフェ風の店内で常陸牛100%のハンバーグがいただけます。

お店のオススメは常陸牛の「レアレアハンバーグ」です。新鮮なひき肉を使い表面だけ焼いてます。ふんわりと柔らかくお肉の甘みが口の中に広がります。

価格は2000円〜

お店は本当にオシャレなので女子会にオススメです。

お取り寄せなら公式の通販サイトがあります。

ステーキ 300g 8500円

すき焼き タレ付き    5000円

しゃぶしゃぶ タレ付き  5000円

焼き肉 タレ付き     5000円

味噌漬け、ハンバーグ、カレーなども販売してます!

タレは手作りです。

ギフトはステーキ、焼き肉、ハンバーグなど様々な種類があります。

ギフトの価格は5000円〜となります。

送り物にいかがですか?

常陸牛のまとめ

1茨城県が誇るブランド牛。

肉質は全国トップクラス。

2肉質はきめ細やかで美しい霜降り。

3部位によって美味しい食べ方が変わる。

4ほかのブランド牛に比べたらリーズナブルな価格。

常陸牛。是非この名を覚えて食べてみてください!

【イチオシ牛肉通販おススメランキングbest3】
店舗名 取り扱いブランド和牛 ギフト予算
1位:松阪牛やまと 松阪牛 5,500円から13万円程度
2位:肉のさかの 米沢牛 5,500円から10万円程度
3位:肉贈 松阪牛・米沢牛・神戸牛など 3,700円から30万円程度
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