伊賀牛は三重県のブランド牛です。

出頭数が少なく、希少価値が高い牛です。その為知らない方も多いと思います。

三大和牛と同等の肉質のある伊賀牛を知ってもらいたいので特徴や価格などを紹介します。

伊賀牛の特徴・産地・歴史について

伊賀牛は、三重県の伊賀市、名張で育てた黒毛和牛です。

宮城県産の処女牛の素牛を選ばれた生産者が肥育しています。

そして選ばれた生産者によって育てた牛のみにブランドの称号が与えられます。

伊賀牛は伊賀産肉牛生産振興協議会で約2,500頭が飼育されています。年間の出荷頭数は約1,300頭です。

少ないですよね。

その約8割が伊賀の協議会が認定しているので精肉店で販売されています。

産出される伊賀牛のほとんどは地元で消費されており、ブランド牛としての希少価値は高い牛肉です。

希少価値が高いお肉。食べてみたいです。

伊賀地方は、年平均気温が約14℃と低く、盆地特有の寒暖差があります。

その気候が暑さに弱い牛を育てるのに向いている環境です。

水質にも恵まれているので、優れた牛肉が生産されました。

肉質はとろけるように柔らかく、濃厚な香りとコクがあります。

ギトギトした脂感がないのが特徴です。

胃もたれを起こさず食べやすいお肉なのですね。

餌は契約した農家で収穫した稲わらと選び抜いた飼料を季節ごとにブレンドして与えています。

霜降りは霜降りが生かされる限界まで量を調節し、赤身とのバランスがのく美味しい肉質です。

更に美味しくなるよう日々研究しています。

伊賀牛は健康面を重視して自然の中でのびのび牛を飼育いています。そのため本来の旨みと味を失わずに育っています。

適した環境と厳選した餌を与えているので肉質が良くなるのですね。

伊賀牛の歴史について

鎌倉時代の書物「国牛十図」に伊賀牛の記載があります。

江戸時代、伊賀の忍者が伊賀牛の干し肉を保存食として食べていました。

明治19年、 三重県が兵庫県の但馬地方から種牛約10頭を畜産振興目的に購入しました。このことが伊賀牛の畜産の始まりと言われています。

明治38年金谷清三郎が伊賀牛の肉を東京に出荷しました。

これを境に伊賀牛の商品化が始まりました。

昭和28年に伊賀牛振興協議会が設立し、平成26年に約400kgの肉がアメリカへ輸出しました。

伊賀牛は日本国内の上質なブランド牛と同等の品質があります。

霜降り重視して飼育いたブランド牛に劣らないほど、とろけるような味わいと柔らかさがある牛肉なのです。

伊賀牛の美味しい食べ方


すき焼きやしゃぶしゃぶ、ステーキ、焼き肉などの定番料理はもちろんですが、網焼きやコロッケなどにしても美味しいです。

伊賀には忍者食があり、伊賀牛を使った料理は絶品ですのでご紹介します。

伊賀の絶品

伊賀の絶品は料理名です。牛肉をお餅で包み醤油をつけて食べる料理です。

材料

丸餅 2個、牛肉切り落とし 50g、醤油 少々、焼肉のタレ 少々、サラダ油 少々

作り方

1お餅を2倍の大きさになるまで平らに伸ばします。

破れないように気をつけましょう。

2お肉はきざみ、油をひいたフライパンで炒め、タレをかけます。

3お餅1枚にお肉を置き、もう一枚を上からはさみ、くっつけます。

剥がれないようにしっかり2まいをつけましょう。

4オーブントースターで約4分焼きます。

5お皿に乗せ醤油をつけていただきましょう。

忍者の饅頭

伊賀牛をジャガイモで包んだ料理です。

忍者らしい中身が見えないおもてなしの品です。

材料

牛肉 300g、玉ねぎ1/2個、バター大さじ1、ローリエ1枚 、ニンニク・しょうが 小さじ1、酒 80ml、醤油 大さじ2

バター 80g、コニャック 大さじ1

ジャガイモ 4個、バター 10g、塩コショウ 少々、卵白 1個、固形コンソメ 1個、梅酒 50ml、醤油 小さじ1、片栗粉・わさび 少々

作り方

1お肉はたたいて細かくします。玉ねぎは薄切りにし、お肉と一緒にバターで炒めます。

お酒、ローリエ、醤油を加え、汁気がなくなるまで煮詰めます。

2粗熱が取れたら、ローリエを取り、フードプロセッサーにかけます。

コニャック、バターを加えてまぜたら塩コショウで味を整え、ペーストを作ります。

3じゃがいもは皮をむき、2cm角にカットし水にさらします。水気を切り耐熱ボールに入れ、ラップをふんわりかけてレンジで温めます。

竹串が通る位まで柔らかくなったらレンジから取り出します。

マッシュ状にしてバターをいれ塩こしょうをいます。

4冷めたら卵白を入れて混ぜ丸く伸ばします。2で作ったペーストを大さじ1くらい乗せて、丸く形を整えます。

5コンソメを砕いて250mlのお湯を鍋に入れて沸騰させます。

梅酒、醤油で味をつけます。水溶き片栗粉でとろみをつけます。

6④をレンジで温めてお皿に盛ります。5をかけて、わさびを上に乗せて完成です。

伊賀の忍者揚げ
きざみのりは忍者の衣、花がつおは「雲隠れの術」を見立てています。

材料

ひき肉 400g、ご飯 1合分、玉ねぎ 1個、ニンニク 1片、しょうが・醤油 少々

塩コショウ、きざみのり、花がつお、サラダ油、レタス

作り方

1ボールにひき肉、ご飯、みじん切りにしたニンニクと玉ねぎ、しょうがを入れてこね7ます。醤油と塩コショウで味を整えます。(タネ)

2お皿を二つ用意して、きざみのり、花がつおをそれぞれに入れます。

3タネをスプーンですくって団子状にします。2の衣をつけ、2種類作ります。

4てんぷら鍋にサラダ油を入れ、揚げます。

5レタスをお皿にのせ、盛り付けます。

焼肉ドロン

材料 4人分

牛肉 400g、玉ねぎ 1個、茹でたタケノコ 1/2個、人参 1/2個、ピーマン 3個

赤ピーマン 1個、卵 1個、きざみのり 少々、サラダ油 大さじ3

つけ汁

醤油 1/2カップ、酒 大さじ1、コチュジャン 大さじ1、砂糖 大さじ2、みりん 大さじ2

ごま油 大さじ2、ニンニク 1片、いりゴマ 少々、コショウ 少々

作り方

1つけ汁の材料をボールにいれ、牛肉につけます。15分くらい漬けたら取り出します。

2人参、ピーマン、タケノコは細切り、玉ねぎは薄切りにします。

3卵は薄焼きにして、細く切り錦糸卵にする。

4中華鍋にサラダ油大さじ2を入れて野菜を炒め、つけ汁を入れて炒めます。

5フライパンに残りのサラダ油を入れ、牛肉を焼きます。

6どんぶりにご飯を少し入れ牛肉を入れて上からご飯を重ねて牛肉をサンドします。

野菜を乗せ、錦糸卵とのりを飾り完成です。

伊賀伝統の忍者料理。是非作ってみてみてください!

伊賀牛の価格 レストランや通販の価格をチェック!

レストラン

平均10,000円~

三田清

上野市駅から歩きで5分です。

創業200年の名店です。

座敷で日本庭園の風景を眺めながら料理を楽しむことができます。

ここで結婚式を挙げることができます。

お店は予約制です。価格に合わせてコースを選ぶことが出来ます。

価格は7000円~

すき焼き

平均価格8,000円

金谷 本店

広小路駅から歩きで2分です。

有名な老舗で美味しい伊賀牛を召し上がれるすき焼き店です。

個室のお座敷がありゆっくり楽しめます。

デートや接待にもオススメです。

価格は7000円~

焼肉

平均価格6,000円~

焼肉レストラン奥田

名張駅から歩きで18分です。

精肉店が販売しているので伊賀牛をリーズナブルな価格で召し上がれます。

価格は1500円~

その他にハンバーグ、コロッケ、ハンバーガ、丼を販売しているお店もあります。

通販でも販売しているので探してみると楽しいですよ。

伊賀牛のまとめ

1三重県伊賀市周辺で育てた黒毛和牛です。

出頭数が少なく、希少価値が高いです。

2肉質は柔らかく、赤身とのバランスが良いです。

3オススメの料理法は伊賀に伝わる忍者料理です。

4伊賀牛を召し上がれるお店はたくさんあります。

県内ならリーズナブルな価格で提供しているお店が多いです。

【イチオシ牛肉通販おススメランキングbest3】
店舗名 取り扱いブランド和牛 ギフト予算
1位:松阪牛やまと 松阪牛 5,500円から13万円程度
2位:肉のさかの 米沢牛 5,500円から10万円程度
3位:肉贈 松阪牛・米沢牛・神戸牛など 3,700円から30万円程度
おすすめの記事