紅の「豚」ではなく、「牛」です。

栃木のブランド牛なのですが黒毛和種ではなく、褐毛和種です。

栃木の名物と言えばイチゴや宇都宮の餃子、佐野ラーメンなどが有名で美味しいですよね。

ですがブランド牛も美味しく近年人気が高まっています。

餃子やラーメンだけでなく、「紅の牛」も食べて欲しいのでご紹介します!

栃木県のブランド牛"紅の牛"の特徴

栃木県で育てた褐毛和種の和牛です。

褐毛和種は毛の色が茶色なのが特徴で、黒毛和種よりも体格が大きいです。

国内の食用肉はほとんど黒毛和種です。褐毛和種の流通はわずか1%未満です。

そんなに少ないと絶滅してしまうのでは!?と思いますが大丈夫です。

それは熊本などで大切に受け継がれている血統だからです。

 

そんな紅の牛を健康に育てるために、6ヶ月以上、オレガノと言う天然ハーブをベースに14種類のハーブを与えています。

紅の牛の飼料にはビール粕、とうもろこし、大麦などを指定原料と混ぜ合わせたものを与えています。 稲わらも、コシヒカリやひとめぼれなど地元で取れる稲わらを自分たちで集めて使用しています。

牛の排泄物は、進肥として農家の水田に還元するなど、地球環境に優しい農業を目指しています。

 

牛が快適に過ごせるよう、牛の寝床には、杉の木のおが屑を利用しています。杉の木はリラックス効果や、防虫、防ダニ効果があります。牛を健康に保つために、風通しを良くし、太陽の光が入る牛舎で、ストレス無く過ごしています。暑い夏の日は涼しくし、寒い冬の日は温かくするなど細かい牛の飼育管理を行なっています。

牛はとても臆病な性格をしています。なので驚かせたり、ストレスを感じないように丁寧に優しく接しています。

紅の牛は愛情をたくさんそそがれて、丹精込めて育てているのですね。

 

紅の牛の美味しさは、赤みと霜降りのバランスの良さにあります。

赤みは旨みを蓄えていて、アラニンやグルタミン酸など、旨味と甘みのあるアミノ酸がたくさん含まれています。

その量は黒毛和牛の2倍以上もあります。肉を熟成させることで、アミノ酸を4倍まで増加させています。

アミノ酸が沢山入ってることに驚きですがそれを4倍に増やすことか出来るのにも驚きです。

旨みがたっぷり入った美味しいお肉なのですね。

 

霜降りも入りすぎないので、ヘルシーです。サシは細かく、融点が低のでキレが良いです。口当たりも良いので紅の牛の風味を感じます。

旨味とジューシーさを合わせ持ったブランド牛の紅の牛は、シンプルな塩で食べる焼肉やステーキで頂いくと絶品です。赤身が多いモモ肉は旨みを活かしローストビーフなどにすると最高に美味しいです。

紅の牛は、適度な脂分なので、煮込みにしてもパサ付かないです。フレンチやイタリアンでも美味しく、冷えてもベト付かないので、和牛のタタキや和食にしても美味しく味わうことが出来ます。

紅の牛の美味しい食べ方


 

上記で伝えたようにシンプルな味付けの焼肉やステーキにするのがおすすめです。

紅の肉のもも肉を使ったフレンチやローストビーフなどもオススメなので作り方をご紹介します。

 

ローストビーフ

材料

モモ肉 300g、塩 少々、粗引きコショウ 少々、ニンニク 1片、赤ワイン 200ml、サラダ油 大さじ1、砂糖 大さじ1、醤油 大さじ1、バター 10g、クレソン 適量

作り方

1お肉はキッチンペーパーで表面をふきます。フォークで数箇所刺し、塩、コショウ、ニンニクをすり込みます。赤ワインに30分くらい漬けておきます。漬けた赤ワインは取っておきましょう。

2 フライパンにサラダ油を入れて中火で熱します。お肉を入れて全ての面を焼きます。

3 焼き色が着いたら厚めの袋(ジップロックなど)に入れて空気を抜きます。

4 鍋に水を1000ml入れてお湯を沸かします。炊飯器の内釜に沸かしたお湯と3を入れ30分保温にしておきます。

5 取り出したら冷水にさらします。袋から出し30分さまします。肉汁は取っておきましょう。

6 赤ワインソースを作ります。

取っておいた赤ワインと肉汁をフライパンに入れて熱します。沸騰したらバター、砂糖、醤油を加えて煮詰めます。とろみが付いたら完成です。

7お肉を好きな厚さにカットしお皿に盛り付けます。赤ワインソースをかけ、クレソンを添えたら完成です。

 

牛肉の白ワイン蒸し

材料

牛肉250g、ニンジン 1本、玉ねぎ 1玉、赤パプリカ 1/2個、ニンニク1片

バター 10g、白ワイン 200cc、粒マスタード 大さじ1、塩コショウ 少々

タイム・ローズマリー 各1枚、オリーブオイル 少々

作り方

1 ニンジン、玉ねぎは皮を剥きます。にんじんは3mmの千切り、玉ねぎは5mmの暑さにカット、パプリカは3mmの暑さに切り、ニンニクは薄切りにします。

2 牛肉に塩コショウをします。

鍋またはフライパンにオリーブオイルを入れて熱します。

牛肉に入れて焼きます。全面に焼き色が付いたら取り出します。

3お肉を取り出した鍋にニンニク、ニンジン、玉ねぎを入れて木ベラでそこを掻きながら炒めます。塩を少しかけ玉ねぎに火が通るまで炒めます。

4 赤パプリカ、牛肉を入れ上にタイムとローズマリーを乗せます。

白ワインを入れ強火にしてアルコール分を飛ばします。

蓋をして弱火で30分蒸し焼きにします。

お肉を取り出します。

5 ソースを作ります。

お肉を取り出した鍋にバター、粒マスタードを入れ、塩コショウを入れて味付けをします。

6 牛肉をカットしお皿に野菜と一緒に盛り付けソースをかけて完成です。

 

こちらの付け合せにはほうれん草のソテーがオススメです。

 

ほうれん草のソテー

材料

ほうれん草 1束、バター 10g、ニンニク1/2片、塩コショウ 少々

作り方

1 ほうれん草を洗い、幅た3cmに切ります。

2 フライパンを中火で熱します。

フライパンが温まったら、すりおろしたニンニクとバターを入れてバターを溶かします。

3 ほうれん草を入れ、塩コショウをします。

4 ほうれん草の色が濃くなり、量が減ったら再度塩、コショウをし味を調えたら完成です。

 

 

牛肉の赤ワイン煮込み

材料

ブロック肉 1本、ニンニク1片、玉ねぎ 1個、ニンジン 1/2本、セロリの葉 1本分

フォン・ド・ヴォー固形 2個、赤ワイン 1本、塩コショウ 少々、バター 1片

作り方

1 鍋にニンニク1片と薄切りにした玉ねぎ、ニンジンを強火で炒めます。玉ねぎに火が通り、色が付いたら火を止めます。

2 お肉は糸で縛り、塩コショウします。

3 フライパンを熱し、お肉の表面を焼きます。

4 焼けたら糸をとり、脂をよく切ります。1の鍋にセロリの葉と一緒に入れます。

5 赤ワインとフォン・ド・ヴォーを鍋に入れて沸騰させます。沸騰したら弱火にして約1時間煮込みます。

6 串が通るまでお肉が柔らかくなったら鍋から出し、一口大にカットします。

7 鍋の野菜を取り出し、煮汁を漉します。お肉と一緒に煮汁を鍋に戻します。中火にかけてとろみが付くまで煮込みます。塩コショウで味を調えて、バターを溶かします。

8 付け合わせと一緒にお皿に盛り付けて完成です。

 

付け合わせ

ニンジンのグラッセ

材料

ニンジン 2本、砂糖 大さじ1、塩 一つまみ、バター 10g、水 250cc

作り方

1 皮を剥き5cm幅にカットいます。縦4等分にカットし、面取りをします。ピーラーを使うと簡単にできます。

2 材料を全て鍋に入れます。

3 強火にし沸騰させ、弱火にします。15分くらい煮込み、火を通します。

4 火が通ったら中火にして煮詰めます。

9 水分がほとんどなくなったらニンジンに絡めます。

照りが出てきたら完成です。

 

マッシュポテト

材料

ジャガイモ 2個、牛乳 1/4カップ、バター 大さじ2、塩コショウ 適量

作り方

1 ジャガイモはきれいに洗い、ラップで1個ずつ包みます。レンジで6分加熱し、余熱で蒸らします。

2 熱いうちに皮を向いてボールに入れます。バターを入れ、細かくつぶします。

3 牛乳を入れ混ぜます。塩コショウで味付けしたら完成です。

 

小松菜ニンニクソテー

材料

小松菜 300g、ニンニク 2片、サラダ油 大さじ1、塩 少々、酒 適量

作り方

1 小松菜は洗って食べやすい大きさにカットします。

ニンニクは千切りにしますね。

2 フライパンを熱して油を入れます。ニンニクを焦げないように炒めて、香りをつけます。

小松菜を炒め、塩と酒をいれ炒めたら完成です。

 

霜降りのお肉をステーキしてもおいしいですが、モモ肉をこのように調理しても美味しいですよ!

紅の牛を食べられるお店の価格を比較

様々なお店で紅の牛を堪能できます。

いくつかご紹介します。

 

和牛ステーキ桜

那須インターから車で約10分。

那須高原にあるステーキハウスです。

牛肉の美味しさを追求し、食べ頃の熟成したステーキを頂けます。

コース8000円

 

武蔵野

小山駅から歩きで約8分。

ニンニクがたっぷのソースがステーキの味を引き立てます。

テイクアウトもできるお店なので家でゆっくり食べることもできます。

ステーキの価格は2500円~1100円と様々です。

 

やきにく穏和

雀宮駅から歩きで約3分

厳選したお肉を提供していて柔らかく美味しいです。

塩だれに漬けたお肉は甘みと旨みが倍増して食欲が進みます。

価格は特上カルビ 1800円〜

 

メリメランジュ ホテルエピナール那須

高久駅から車で約20分。

地元で取れたお野菜やお肉などを使ったお料理を頂けます。

宿泊しなくても日帰りで温泉やお料理を楽しむこともできます。

コースの価格は8000円〜

 

紹介したお店以外にも紅の牛を頂けるお店はあります!

 

紅の牛のまとめ

1 栃木県のブランド牛。黒毛和種ではく褐色和種の牛。

2 赤身と霜降りのバランスがよく、アミノ酸が豊富に含まれています。

3 ステーキにするのもオススメですがモモ肉を使ったフレンチも絶品です。

4 値段は張りますが、県内で頂けるお店はあります。

【イチオシ牛肉通販おススメランキングbest3】
店舗名 取り扱いブランド和牛 ギフト予算
1位:松阪牛やまと 松阪牛 5,500円から13万円程度
2位:肉のさかの 米沢牛 5,500円から10万円程度
3位:肉贈 松阪牛・米沢牛・神戸牛など 3,700円から30万円程度
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