鹿児島の和牛
鹿児島黒牛皆さんはご存知でしたか?

日本では5年に1度和牛日本一を決める大会が開催されます。

鹿児島黒牛は全国和牛能力共進会において総合優勝を手にしたすごい牛なのです。

総合優勝なんてすごい事ですよね。

そんな名誉ある鹿児島黒牛をご紹介します。

鹿児島黒牛の特徴とは

世間でよく聞く和牛は、日本で生産している食用の牛のことで黒毛和牛、褐色和種、日本短角種、無角和種の4種類あります。

和牛とは、この4種類をまとめた呼び名です。

国内で育てている和牛の中でなんと95%が黒毛和種です。

ほぼ全てが黒毛和種なんて思ってなかったです。

黒毛和種の19%は鹿児島県で生まれた牛で生産量が日本一です。

全国の銘牛も鹿児島県産の牛が多いのです。知ってましたか?

私は知らなかったので驚きました。

鹿児島は黒毛和種の名産地なのですね。

牛を育てるには美味しい餌とストレスを感じさせない環境が大切です。

そして血統も大切な条件です。

環境と血統が美味しいブランド牛を作るのに大切なことなのですね。

鹿児島黒牛は血統についても研究を行い、生産しています。

鹿児島県は畜産試験場をどこよりも先に設立しました。

昔から薩摩で飼われていた在来種に改良を重ね、食用牛の研究をしました。

昭和後期に鹿児島黒牛黒豚銘柄販売促進協議会によって「鹿児島黒牛」が誕生しました。

そして平成なり鹿児島黒牛というブランド名は商品登録しました。

農家は牛に愛情をそそいで美味しい牛になるよう努力を重ねたのですね。

鹿児島県は出水市獅子島から奄美群島
与論島まで約600kmの長さがあります。

北部と南部では気候が異なります。

鹿児島は温暖なイメージですが、北部にある北薩地区の冬の平均気温は氷点下まで冷えます。

鹿児島の冬がそんなに冷えるなんて思ってなかったです。

鹿児島のように寒暖差が大きい地域ではゆっくりと大きく牛が育ちます。

南部で暖かい気候の離島では、与える餌や飼育の方法で強い子牛が育ちます。

近年では子牛を離島から買って肥育する農家もいるそうです。

そして農家によって飼育方法に違いがあり肉質もことなります。

ですが、JAに登録している農家では指導員による飼育指導や勉強会が行われています。

だから飼育方法が美味しい牛を作ることが出来るのですね。

餌はとうもろこし、大麦、麦ぬかなど様々な原料を使って鹿児島黒牛に合わせた配合で作っています。

鹿児島の焼酎の絞り粕を原料に混ぜて食欲を増進している農家もあります。

生育期によって配合も変えていて、農家によって目指している肉質も異なります。

農家によって目指す肉質が違うとは思ってなかったです。

鹿児島県は明治時代にどこよりも早く県の畜産試験場を作りました。

試験場で牡牛を選抜して、美味しい牛肉を作るための研究をしました。

当時の鹿児島では羽島牛・加世田牛・種子島牛などが飼われていました。現在の鹿児島黒牛はそれらの牛に改良を繰り返し生まれました。

明治時代から牛肉の研究をしていなんてすごいですね。

鹿児島黒牛の肉質はとろける食感で、脂がよくのった霜降りです。

口に入れた瞬間コクと旨みが溢れます。

そして部位によって肉質も異なります。

ネック

赤みが多く脂肪が少なく硬めの肉です。

ひき肉やこま切れ肉に利用され、角切りにして煮込みにするのに向いています。

 


脂肪が少ない赤みの肉でやや硬いです。

エキスやコラーゲンが多いので煮込み料理やスープに向いてす。

肩ロース

脂肪が適度にあり、風味が良いです。筋はやや多いです。

薄切りにする料理に向いています。

リブロース

きめが細かいのでお肉の味をそのまま味わう料理に向いています。

サーロイン

きめが細かく肉質は柔らかいです。

ヒレ

柔らかくきめ細かいが脂肪が少ないです。

バラ

赤身と脂肪が層になっていてきめが荒い霜降りです。味は濃厚。

ランプ

柔らかい赤身で味に深みがあります。

もも

脂が少ないです。様々な料理に使えます。

筋が多いがコラーゲンが多いです。長い時間煮ることで柔らかくなります。

 

部位によって硬さや特徴が違うので味わい方も違うのですね。

鹿児島黒牛の美味しい食べ方とおススメレシピ


部位によってオススメの料理が違います。

ネック、肩は煮込み料理に向いてます。

肩ロースはしゃぶしゃぶ、すき焼き、焼肉にして食べると美味しいです。

リブロース、サーロイン、ランプは柔らかく、味に深みがあるのでステーキにすると最高です。

口に中でとろけて上品な肉の旨みが広がります。

焼き方はレアがオススメです。

バラ、すねはシチューやカレーなどの料理に向いてます。

コラーゲンが多いので女性の方にオススメです。

料理を作るときの参考にしてください。

鹿児島黒牛を使ったオススメ料理を紹介します。

牛肉の味噌煮

材料

薄切り肉200g 人参半分 ごぼう150g 大根300g こんにゃく1枚 ねぎ4

しょうが1片 唐辛子1

調味料

だし汁300cc 100cc 砂糖・しょうゆ・味噌
大さじ3

作り方

1 大根、人参、ごぼうは皮をむいて乱切りにする。ごぼうは水につける。お肉は3cm幅に切る。

2 こんにゃくは下茹でし、食べやすい大きさにカット。

3 ねぎは小口切りにする。しょうが、にんにくはみじん切りにする。唐辛子は種をとる。

4 鍋にごま油と4を入れ炒める。香りが出てきたらお肉を入れる。

5 残りの材料を入れてよく炒めたら、だし汁を入れ沸騰するまで煮る。

6 あくを取りをし、調味料をいれて煮込む。

7盛り付けて完成。

肉巻きおにぎり

材料

牛肉ロース350g ご飯650g 白ゴマ30

調味料

めんつゆ大さじ2 酢大さじ1 砂糖小さじ1 ごま油大さじ1/2

作り方

1炊いたご飯をおにぎりにして牛肉を巻く。

巻き終わりを下にして焼く。フライパンに焦げつく時はごま油を少し入れる。

2調味料を入れて味をつける。

3白ゴマをかけたら完成。

とても美味しいので作ってみてください!

肉巻きおにぎりはおべんとうにもオススメです。

お子様にも喜んでもらえます。

鹿児島黒牛の価格 レストランや通販の価格帯を教えます


レストランコース  10000円~

焼肉         6000円~

しゃぶしゃぶ     5000円~

すき焼き       5000円~

和食         5000円~

鹿児島のオススメのお店

華連

しゃぶしゃぶのお店。高見馬場駅から徒歩3分。

JA鹿児島の直営店です。

ピンク色で霜降りが綺麗に入っています。

大人数の宴会も可能です。

値段は8000円~

焼肉・たべもの処
松風

焼肉のお店です。伊集院駅から徒歩12分。

柔らかく脂がのっていて美味しい焼肉店です。

個室があるのでゆっくり料理を楽しむことができます。

宴会もできるので、大人数でも楽しめます。

値段は5000円~

いずみ
華鶴和牛
薩摩

和牛コースのお店。高見馬場駅徒歩3分。

年間500頭のみ出荷される幻のA5ランクの最高級の和牛ステーキをいただけます。

こだわりの鉄板焼きがオススメです。

普段とは違う特別な空間で過ごせます。

記念日など大切な日にいかがですか?

コースは13,000円~

鹿児島に行けなくて都内で鹿児島黒牛を取り扱っているお店があります。

池袋にある「天空の庭
星のなる木」

銀座「エスコフィエ」

三軒茶屋「さつま福永牧場直営
牛串ギュウドウ!」

是非行ってみてください。

通販でも購入できます。

サーロインステーキ200g 2枚 13000円~

しゃぶしゃぶ        
 6500円~

すき焼き            6500円~

焼肉            
 6500~

ステーキや焼肉のセットなども販売しています。

セットで買ったほうがお得です。

特別な時にギフトで送ったら喜ばれますよ。

自分へのご褒美に買うのもいいですね。

まとめ

1鹿児島の牛で明治時代から歴史が続いている。

脂がのった霜降りでとろける食感。

2部位によってオススメの食べ方が違う。

味噌煮がオススメ。

3値段は高いが食べる価値はある。

鹿児島だけでなく都内にも鹿児島黒牛を扱うお店がある。

通販でも購入可能。

【イチオシ牛肉通販おススメランキングbest3】
店舗名 取り扱いブランド和牛 ギフト予算
1位:松阪牛やまと 松阪牛 5,500円から13万円程度
2位:肉のさかの 米沢牛 5,500円から10万円程度
3位:肉贈 松阪牛・米沢牛・神戸牛など 3,700円から30万円程度
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