ステーキの焼き方には、牛肉の表面のみを焼いた焼き方の「レア」や限りなく生に近く、表面だけを数秒焼いた焼き方の「ブルー」などがあります。

ステーキの焼き方では表面を数秒焼くだけの方法も選び、食べることが出来ます。

 

焼く時間を少なくすると牛肉の赤身が残り、肉汁が多く牛肉の食感も柔らかくなりますが、心配なのは食中毒です。

 

おいしい生肉を食べるために食中毒にはどんなことに気を付ければ良いのか、また、牛の生肉のレシピをまとめて紹介します。

生肉規制を解明!おいしいユッケは食べられる?

焼肉屋さんで提供されていた生の牛肉ですが、2011年に起こったユッケの集団食中毒事件の影響で牛肉のレバーの提供が禁止になりました。

実際に牛肉のレバー提供が全面的に禁止になったのは2012年7月1日です。

 

ユッケ自体は禁止されず、禁止されたのは牛肉のレバーでした。

 

また、店でユッケを提供する際は条件付きでの提供が決められています。

 

加工方法の基準としては、牛肉の表面から1センチ以上を60℃以上で2分以上加熱し、加熱後は4℃以下で冷却することです。

 

2011年の事件の原因となった食中毒ですが、細菌やウイルスがある食べ物をそのまま口に入れることで嘔吐や腹痛などの症状が出ます。

 

生肉に関わらず、卵や二枚貝でも食中毒になる恐れはありますが、現在多くの店では食中毒を防ぐための取り組みを行っています。

 

罰せられる可能性もあるので、店は衛生管理を行っています。

そのため、店の中で販売している生の牛肉は安心して食べることが出来ます。

 

また、集団食中毒事件があったユッケですが、店側は提供する際に菌が付着している可能性がある部分をそぎ落とす「トリミング」を行う必要があります。

 

しかし、事件のあったユッケはトリミングが行われていなかったために集団食中毒になってしまったのです。

 

現在はトリミングや加工方法など徹底されている店が多いため、心配をする必要はありません。

 

不安であれば、店に直接加工方法などを聞いてみるのも良いでしょう。

注意しよう!生肉をおいしく食べるために抑えておくこと

販売を行っている店側も生の牛肉を販売する際は厳重な注意が必要です。

しかし、生の牛肉を食べる際はこちらも知識を学ぶべきでしょう。

 

まず、食中毒を防ぐためには手洗いが必要です。

お店や自宅で調理する際、または食べる際には手洗いをしましょう。

調理する前に手洗いを行ったら使用をする包丁やまな板は熱処理を行うと良いです。

 

手洗いや熱処理を行うことで、食中毒の予防になります。

細菌による食中毒の感染を防ぐには清潔な手で菌を付着させず、熱処理で菌を殺すことが重要です。

また、調理を行う際は、菌を増やさないために迅速な冷却や乾燥を行うなどの管理も必要です。

 

どうして?ステーキがレアでも安心でおいしい理由

程よく焼けて生っぽさがない焼き方の「ミディアム」や、よく焼いてある焼き方の「ウェルダン」と比べると、生の牛肉を味わうことが出来るのは「レア」の焼き方です。

 

表面は軽く焼かれているレアですが、中身は完全に生の牛肉です。

 

それでも食中毒の心配がない理由は2つあります。

 

1つ目の理由は、牛肉に食中毒となる寄生虫や菌がいないということです。

 

全く寄生虫や菌がいないわけではなく、規制がされているレバーや消化器官には寄生虫や菌が存在します。

 

ステーキに使用されるロースやサーロイン、ヒレなどの部位には寄生虫や菌がいないため安心して食べることが出来るのです。

 

しかし、注意しなければならないのは牛肉の表面には菌が付着していることです。

 

そこで、2つ目の理由ですが、レアで焼いたステーキは表面を焼いているため、菌が死滅するということです。

 

レアのステーキは中身は生ですが、菌のいる表面は焼かれます。

 

そのため、レアでもおいしく安全に食べることが出来るのです。

 

ステーキではなく、牛肉をミンチとして食べる場合は生では食べられません。

 

牛肉の表面の菌が死滅されることなく、中に入り込むため、食べることは出来ないのです。

 

ミンチにした牛肉は生のままではなく、きちんと焼いてから食べましょう。

おいしい生肉のオススメレシピを紹介~ラープ~


ラープとはラオスを代表するレシピの一つです。

 

牛肉や豚肉、鶏肉や魚などの材料と、レモン汁やハーブなどを混ぜ合わせた料理のことをいいます。

 

ラープはお米との相性が抜群です。

 

たっぷりのラープをお米と一緒に食べることで、より美味しく食べることが出来ます。

 

用意するお米は、もち米がオススメです。

 

今回紹介するレシピは2人分ですので、調味料などは適宜調整しましょう。

 

材料:刺身用の生牛肉200グラム

   ナンプラー大さじ1

   レモン汁大さじ1

   おろしにんにく小さじ1

   おろししょうが小さじ1

   一味唐辛子小さじ1

   ネギ適量

   パクチー適量

   うずらの卵2個

 

作り方:生肉は細かく刻み、ナンプラー、レモン汁、おろしにんにく、おろししょうが、唐辛子、小口切りにしたネギを加えます。

    味をみて、ナンプラーで調整しましょう。

    お皿に盛り付け、パクチーとうずらの卵を盛りつけたら完成です。

 

おいしい生肉のオススメレシピを紹介~タルタルステーキ~


自宅で生肉を調理するのは、とても難しいためステーキの料理を紹介します。

 

しかし、紹介するレシピはただのステーキではありません。

 

まるでお店の生肉を食べているかのような柔らかい食感を味わうことが出来るステーキです。

 

注目は焼き加減です。

 

普段食べる時に比べると焼き時間が短いことが特徴です。

 

また、タルタルソースと一緒に食べるステーキはワインにもパンにもご飯にも合う優れものです。

 

ご家族でのパーティーに作ってみてください。

 

パーティー用の8人分の材料を紹介しますが、材料や調味料などの調節を行えば普段の料理でも食べることが出来ます。

 

材料:牛肉900グラム(もも肉を紹介しますが好きな部位で大丈夫です。)

   玉ねぎ半分

   にんにく1片

   粉末にんにく少々

   塩少々

   胡椒少々

   乾燥ハーブ(ローリエやタイムなどお好きなもで調理が出来ます。)

   卵黄適量

   油適量

   ウスターソース適量

   ●セロリ20センチ

   ●パセリ半束

   ●レモン2個

   ●ケイパー大さじ2

   ●マスタード大さじ2

  
 

作り方:肉を室温に戻し30分程おいたら塩胡椒、粉末にんにくを全体にかけます。

    肉に好みの乾燥ハーブをふりかけましょう。

    フライパンに適量の油を入れて、肉を強火で片面を15秒程度焼きます。この時、側面も焼きましょう。

    肉が焼けたらアルミホイルを巻き付けて包みます。

    15分から20分ほど置き、熱くない程度まで冷まします。

    肉が冷めたら細かく切りつけます。

    ●を細かく刻みます。

    肉と●を混ぜ合わせ、味をみてウスターソースやマスタードなどを加えましょう。

    混ぜ合わせた食材を皿に盛り付け卵黄を乗せたら完成です。    

 

おいしい牛肉の生肉についてのまとめ


おいしくて安全な牛の生肉について紹介しました。

 

生の牛肉ですが

・ユッケをお店で食べる場合はトリミングが行われているか確認をしましょう。

・食中毒を防ぐために、手洗いや熱処理を行いましょう。

・牛には寄生虫や菌がいないため「レア」でも食べられます。

・刺身用の生肉を使用して作るラープは絶品です。

・焼き加減を調整すると柔らかく食べることが出来ます。

 

牛肉には基本的に寄生虫や菌がいません。

そのため、安心して食べることが出来ますが、食べる際や調理する際は食中毒について学ぶことも必要です。

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